今回のテーマは「意識」ミロスで意識の仕組みを知って人生大変容された体験です。
※この記事は、2月24日に作成されたものです。

人生に乗り越えられないものはやってこないと言いますが、いざその状況になると、どうすればいいのかわからなくなることがあります。しかし、不安や恐怖に押しつぶされそうになっても、人間が恐れているものは、実は目の前の現実ではなく、そこに映し出される無意識の恐怖なのです。

人間はマイナスを感じるものから逃げようとしますが、ミロスの視点から観れば、その不安や恐怖も人間の思考から生まれた幻想であることがわかります。新次元の知性で現実を受け入れることで、まったく新しいリアリティを生み出していけるのです。

今回ご紹介する実証例は、本気で人生を変えようとミロスのカリキュラムに臨み、たった5か月で人生のすべてを修復したある女性（Tさん 50代 神奈川県）の体験です。

『まるで魔法！意識の変容で一瞬にして世界が変わる』

外側には何もない。すべては自分がつくり出した世界

Tさんがミロスシステムを知ったのは、私の著書「THE ANSWER」を読んだことがきっかけでした。

人間の意識が設計図で表され、人生のあらゆるシーンに法則があることを知り、究極は、この自分は“本当の自分”ではないことに驚き、Tさんは“本当の自分とは何か”を知りたくてミロスシステムを学び出しました。

ミロスを実践、体験していくうちに、すべては自分がつくり出した世界であることを知り、何度もあきらめかけた人生に希望が持てるようになると、「今度こそ全てを終わらせる」という強い意志が湧き、Tさんはミロスのカリキュラムに望んだのです。

新次元の視点から観える世界—不足感がつくり出していた不自由さ

当時、彼女が最も苦しんでいたのは認知症の母の介護でした。大好きな母のために頑張ってきましたが、7年間の介護生活に身も心もボロボロになっていました。

しかし、自分を苦しめている本当の原因は、認知症の母でもなく、介護の大変さでもなく、自分の意識の奧にあることを知っていったのです。

二人姉妹で妹の彼女は、幼い頃から母に可愛がられ、その分、母との密着度も高く、無意識に母に好かれようと頑張る子どもになっていました。

母の介護についても、彼女は好きでしていると思っていましたが、本当は、母の愛情を失う恐怖から母に好かれようとして、どんなに大変でも介護を手放すことができなかったのです。

自分で自分を苦しめていたことがわかったら一気に力が抜け、もう頑張り続ける必要性もなくなったTさんは、ようやく母をグループホームに入れる決心がつきました。

直ぐに最高のロケーションで入居できる施設も見つかり、7年間の介護生活が嘘のようにTさんは自由になり、母もイキイキと毎日を楽しんでいるそうです。

新次元の視点から観える世界—関係性のパターン

そして、次にTさんがミロスシステムで見つけたものは、無意識に繰り返してきた関係性のパターンでした。それは子どもの頃、不仲な両親に感じていた“支配と依存”の関係性でした。

彼女の父は仕事のできる人でしたが、ストレスを家に持ち込み母に当たり散らしていました。一方の母は、お金のため、生活のために我慢しているようにTさんには見えていました。

そんな両親を嫌い反面教師にして生きてきましたが、結局、自分も両親とまったく同じ夫婦関係に苦しんでいたのです。すでにTさんは離婚をしていましたが、本当の原因を終わらせない限り、相手が変わっても同じことを繰り返してしまいます。

「すべてを終わらせる」と決めていた彼女は、今まで逃げてきた元夫についてもしっかりと見ていくことにしたのです。

元夫に感じるものを書き出してみると…
ガンコで意地っ張り、人の意見を聞かない、人を信じない、人を見下している、外に愛や自由を求めフラフラしている等々、切りがないほど嫌なものが生々しい感情と一緒に蘇ってきました。

しかし、まったく違う視点から、元夫に感じるものを通して自分の内面意識を見つめるもう一人の自分を、Tさんは同時に感じていたのです。

元夫に感じるものはまさに自分の隠したものであり、夫に対する抵抗感は自分自身への抵抗感でした。そして、最も見たくなかった“外に愛を求める夫の姿”も、自分の姿だとわかりました。自分を愛せない彼女は、常に愛を失う恐怖を抱え、夫と向き合えない現実から逃げ出し、気を紛らわせるものを外に求めていたからです。

こうして元夫を通して自分を感じていくことで、夫に噴き出した怒りや憎しみは消え、得体のしれない欠乏感もいつの間にか消えていました。そして、今まで見えなかった夫のもう片側の側面が見えてくると、彼女に信じられないことが起こりました。

ガンコで意地っ張りなところや、人の意見を聞かず人を寄せ付けないところに、夫の意志の強さや、自立した男の魅力を感じ、寂しがり屋で気分屋なところには可愛らしさを感じ…というように、元夫の良いところや魅力を発見していくうちに、愛おしさが溢れ出し、今すぐにでも抱きしめたいと思うほどときめいたのです。

これには彼女も驚きましたが、嫌いで離婚した人に恋をするという、あり得ない事が起きたのです。

今年の初めには、元夫も一緒に家族全員でお正月を迎えることができ、Tさんは今、素直に彼のことを「最愛のパートナー」だと感じています。

他にも、グループホームに移った母が住んでいた家がすぐに売れ、まとまったお金が入ったり、息子の結婚が決まったり、娘が二人目を妊娠したり、気づけばすべてが変わっていました。

ミロスシステムによって、たった5か月でこれほど人生が変わってしまったのです。

強い意志が新しい本当の人生へ導いていく

Tさんはこう言っています。

「問題ばかりの人生でしたが、そのお陰で“万能の答え”に辿り着き、根源から人生を変えることができました」
「何度も失敗したからこそ、今、本当のパートナーシップへの道を歩き出せています」
「ミロスシステムに出合い、すべてのプロセスが感謝に変わりました！」
「本当に、意識って魔法です！」

（終わり）