毎日毎日、次から次に問題が湧いて出てくるような世の中ですが、その問題は相手を変えようとしたり、その状況をどうにかしようとすればするほど深刻化し、長引いているということに皆さんはお気づきでしょうか。
実は、目の前の問題は自分の内面意識の葛藤から生まれたものであり、その“メカニズム”を知らずに、問題と戦うことで、内面の葛藤はさらに大きくなり、結果、状況を悪化させてしまっているのです。
従来の問題解決法では、必ずまた別の争いや、心の葛藤が生まれますが、ミロスシステムは、何とも戦わずして、目の前の世界を変えていきます。そして、その成果は本人のみならず、周りの人たちにも連鎖していくという特性があり、たった一人、理解者がいるだけでも、家庭、職場~地域社会を変えていくことができるのです。
今回は、地域の内科クリニックで働くある女性(Mさん 40代 関西地域)の体験に基づき、誰とも戦わず、職場内の問題を終わらせ、クリニック全体が変わっていく様子をお伝えします。
『何とも戦わずして、問題のない世界を実現する』
職場の内情
Mさんがこのクリニックで働きだした頃、現院長は二代目として就任したばかりで、跡を継ぐプレッシャーの中、経営者としての在り方を模索しているようでした。
スタッフと信頼関係をつくろうと、一人一人の意見を取り入れようとしますが、院長自身の考えがしっかりと固まっていないせいか、周りに影響され過ぎて、かえってスタッフの信頼を失っているようにMさんには見えました。
優秀な人材が一人、二人と辞めていき、その上、家庭生活もうまくいっていないようで、自分の思い通りにならないことに苛立ち、感情的にスタッフに怒りをぶつけることもしばしばでした。
同僚からの相談
そんなある日のこと、Mさんは、同僚のA子さん(仮称)
責任感が強く、常に人のために尽くし、頑張っているA子さんは、
A子さんが話し終わると、今度はMさんの方から、
A子さんの表情はみるみる明るくなり、
A子さんの変化
その日以来、
そんな時、A子さんが受けたカリキュラムは…問題の起こるメカニズムを理解し自分を苦しめている“思考パターン”に気付き一瞬にして人生を変えられる仕組みを理解する、
「もう一度、この職場でやっていきたい」
と彼女から連絡がきた時、Mさんは、
院長が別人のように
すると、驚くことに、A子さんの変化と同時期に、
表情が柔らかくなり、感情的に怒ることもなくなり、
Mさんが心境の変化を聞くと、
「嫌な感情が湧いても、ミロスのシステムに当てはめて観ると、
と話してくれたそうです。
クリニック全体が変わった
院長が変わり、家庭が整い、
経営者がシステムに触れただけで、
ミロスシステムを理解したMさんがクリニックに入ったことで、
問題のない世界が実現する
水面に石を投げると同心円状にきれいな波紋が広がるように、
ミロスシステムは、老若男女関係なく、
(終わり)