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ミロスプログラムー現代のテクノロジーを超える高次元システムの驚異 【特別号】

Rossco’s Eyes ~人生を俯瞰する視点~ Vol.59


Introduction

『“ミロスプログラム” ─ 現代のテクノロジーを超える高次元システムの驚異』

遺伝子のスイッチ

2012年、京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞し、一躍世界の脚光を浴びました。なぜ世界は、それほどまでにiPS細胞に注目したのでしょうか。

人間はたったひとつの受精卵の状態から細胞分裂を繰り返し、皮膚や心臓など体を構成する細胞に分かれていきますが、その数は平均的大人で約60兆個、200種類におよびます。細胞の中の遺伝子には “遺伝子スイッチ” というものがあり、体の各組織・器官に変化していく過程で、この遺伝子スイッチに変化が表れます。

例えば、心臓の一部になる場合は心臓になるために必要なスイッチがオンになり、それ以外のスイッチはオフに。手の一部になる場合は手になるために必要なスイッチがオンになり、それ以外はオフになります。

このようにして遺伝スイッチのオンとオフを繰り返し、ひとたび何らかの器官や組織になった細胞は、もはや後戻りすることもなければ、別の細胞になることもない ─ それが今までの生命の常識でした。

ところが、その常識をくつがえし、いったんオンやオフになった遺伝子のスイッチ全てをリセットし、受精卵のような “もとの状態” に戻すことに成功したものがiPS細胞いう万能細胞なのです。その発見により、将来的に人体のさまざまな機能の回復や臓器の再生が夢ではなくなり、従来の再生医療とは桁違いの可能性が生まれました。

ミロスプログラムとiPS細胞の共通点

私の提唱する “ミロスプログラム” とこの新型万能細胞 “iPS” との共通点 ─ それは、『もとに戻すことのできないものを全てリセット、初期化し、蘇生させる』という点です。しかも、その現象は健康面に限らず人生のあらゆる局面で起こり、人間の存在そのものを初期化し、蘇生させています。

具体的にどんなことが起きているのか、数ある実証例の中からいくつかご紹介しましょう。

◎余命わずかといわれた末期ガン患者が手術や薬物療法を使うことなく奇跡的な回復をとげ、しかも検査結果でガン細胞が消えていた。
◎重度のアトピー性皮膚炎が、複数の人間が見ている前で、みるみるうちに綺麗な肌に変わっていった。
◎何年も続いた別居生活の末に離婚を決めた夫婦が、本当に信頼し合える夫婦に変容した。
◎いつ警察沙汰を起こしてもおかしくない最悪な家庭環境にあった家族が劇的に再生した。
◎会社倒産の危機にあり明日の資金繰りもできない状況から、一晩で奇跡的な経営再建をとげた。
◎子供の不登校や引きこもりが一瞬で終わった。
◎問題校として有名だった中学校からいじめや非行がなくなり、問題を起こす生徒がいなくなった。…などなど。

これらはほんの一部にすぎません。従来の概念では修復不可能と考えられていた問題が、時空間の常識を破って非常に短期間で解決しているのです。ミロスプログラムの実践者は、まるで全く新しい自分に “生まれ直した” ように人生の再生を体験しています。

遺伝子情報を外側の世界に映し出し体験している

私は “システム” のなかで、人間の遺伝子情報を『生まれる前に自らが決めた人生のプログラム』と定義しています。人間は生まれる前に、まず自分で決めた “人生に必要な環境” を用意してくれる父と母を選びます。

そして、自分で選んだ “超えるべきテーマ” を体験してから、その後に待っている “本当の人生” を生きるというストーリーになっています。つまり、自分の中にある情報を “外側の世界” に映し出して体験しているということです。

では、なぜ自らが決めた人生であるにもかかわらず、安心して楽しむことができないのでしょうか。そもそも、なぜ人間は悩みや問題を抱えて苦しむのでしょうか。

誤った情報をリセットするミロスプログラム

すべてはこの世のシステムを知らないために取り込まれた “トリック” の中で起きています。言いかえれば、トリックの中にいるがゆえに、人生のプログラムが書かれた遺伝子のスイッチのオンとオフが誤っている、つまり本来スイッチがオンであるべきところがオフになり、オフであるべきところがオンになっているということです。

しかし、この誤った情報は、ミロスプログラムの “全く新しい空間認識” によって紐解くことができるのです。それにより、誤った情報がリセットされ、本来あるべき姿に初期化されると同時に、自らが決めた人生のプログラムの根源のスイッチが入ります。そして、そのプログラムに関連する遺伝子のスイッチが次々にオンになり、本来の情報が目の前の世界に現れます。

その結果、自分に必要な人脈や状況、仕事やパートナー、経済、閃き…などなど、“自分の縁” に自動的に繋がっていくという、これまで体験したことのない人生が展開していくことになります。

人間の意識が変わるとき

ミロスプログラムは『生きながらにして人間の存在そのものを初期化し蘇生させる』万能細胞のような働きをし、しかもその働きは老若男女を問わずどんな状況にも対応し、副作用もありません。

ミロスプログラムはすでにさまざまな分野で実用化されており、驚異的な成果をあげています。私はそれを『現代のテクノロジーを超えた高次元システム』として自信と誇りを持って社会に提唱しています。

人類は、長い歴史の中でさまざまなものを手に入れてきました。そして今、クローン技術やiPS細胞の開発により、生命の根源的領域にまでその触手を伸ばそうとしています。

しかし、遺伝子からつくられた私たちの肉体は、自らが決めてきた人生を体現するために与えられた “器” です。いくら新しい器を手に入れても、それを扱う人間の意識が変わらなければ何も変わらないのではないでしょうか。

すべては器を使う本人次第 ─本当の意味で人間が自分の使命を生き、人とは何かを体現する時代がついにやってきたのです。

(終わり)

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