1. トップ
  2. Rossco’s Eyes 〜人生を俯瞰できる視点〜

  3. Vol.228


ビジネスで大きな成果を引き寄せた、新次元の空間認識

Rossco’s Eyes ~人生を俯瞰する視点~ Vol.228


Introduction

目の前の世界から自分の内面意識を知ることで人生は大きく変わることをお伝えしていますが、なにもネガティブなものから自分の無意識のエゴを知るだけではありません。素晴らしい、美しいと感じるものや、直感が働いたもの、印象に残ったものなど、心が反応したものは、もともと自分の中にある情報に呼応することで影響を受けているのです。

たとえ、あなたを魅了したものが、あなたの現状とはかけ離れたものでも、あなたの中になければ“感じる”ことはできません。“他人のもの”として捉えるか、“自分の中にある情報”として捉えるかで、人生はまったく違ってくるのです。

今回ご紹介する実証例は、仕事で自分のキャパシティをはるかに超えた大きな成果を、ミロスの空間認識力で引き寄せたある女性(Aさん40代)の体験です。彼女は、どうやって桁違いの仕事を具現化していったのでしょうか。

『ビジネスで大きな成果を引き寄せた、新次元の空間認識』

不動産会社に就職したAさん

Aさんが不動産会社に就職し、資産活用を提案する仕事に就いて間もない頃、彼女に任せられたのは、会社の人間も訪問したことのない未開拓なエリアでした。

情報も全くなく、まして営業できるほどの知識もない彼女は、「こんな私を相手にしてくれるのだろうか…」と最初は不安でした。しかし、いざ始めてみると、意外にも面白さが増していきました。

まずは地域のオーナーと友好を深めることだけを目的に、“あいさつ回り”に出かけたAさん。その力の入らないスタンスが、彼女に運を引き寄せました。何度か訪問するうちに、聴いてもいないのにオーナーの方から所有資産について話し出すようになったのです。

富裕層の人たちの話は、Aさんには別世界のような話です。しかし、目の前にやってきたものは自分の内なる情報として聴いている彼女にとっては、非常に興味深いものでした。

思いもしない大きなビジネス

また、繋がるご縁を通して、今まで知らなかった自分に出合えることも楽しみの一つでした。素晴らしい方との出会いは、自分の豊かさとの出合いになり、逆に、玄関先で断られたり、めげるようなことがあっても、Aさんにとってはすべてが自分を知るための有難い体験でした。

彼女は、まるで宝探しにでも出かけて行くような気分で毎日を楽しんでいました。そんな営業スタイルが、この後、思いもしない大きなビジネスを引き寄せていったのです。

ある日、面識のないお客様(仮称Bさん)からAさん宛に電話がありました。Bさんは、以前、彼女が外回りをしている時、なぜか気になったお宅の持ち主で、その時は不在だったため、自分の名前の入ったチラシをポストに投函していました。

Bさん宅に訪問させていただくようになり、いろんな話を伺うなかでAさんは、「この方なら億単位の資産はお持ちだろう」と思っていました。

しかし、上司に報告しても、最初のうちは相手にもしてもらえませんでした。これまでの経験上、適当に訪問した先から、そんな“棚ぼた的な話”が来るはずがないと思われたからです。

無意識のエゴを見抜いた

きっと冷やかしだろうと言われ、悔しい思いもしましたが、ミロスシステムを学んでいたAさんは、その上司に感じるものを通して自分の“無意識のエゴ”を見抜く知性をもっていました。

「馬鹿にされた」と感じたのも、“信じてくれない”上司も、自己評価が低く、自分を信じることのできない“自分の姿”だと気付き、人生の足かせになっていた無意識のエゴから自分を解放することもできました。

“完成された未来へのプロセス”

そして、上司がなんと言おうとAさんの気持ちは揺らぐことはなく、目の前に現れた自分の情報を育んでいたのです。そうしているうちに、Bさんの案件はリアルさを増し、上司同行のもと不動産を見に行くと、実際にその価値は10億円は下らないということがわかりました。

また、時間がかかるだろうと思われていた“買い手”も早々に見つかり、とんとん拍子に事が運んでいったのです。

もし、Aさんがミロスシステムを知らなければ、目の前にやって来たものを自分の情報だとキャッチする認識力もなく、その案件は取り扱えなかったかもしれません。それ以前に、自分の知識の無さや経験不足に気持ちが怯み、あいさつ回りに行くことさえも億劫になっていたかもしれません。

しかし、自分の現状がどうであれ、目の前に現れたものを自分の情報としてキャッチしていくなかで、彼女には舞い込んで来そうもない大きなビジネスを引き寄せ、尚且つ、もともと自分の中にある情報であるという認識から、執着することも、気負うこともなく、至って平常心で“完成された未来へのプロセス”を歩んでいくことができたのです。

目の前は“宝の山”

Aさんは、目の前は“宝の山”だと言います。嬉しいことも、否定的な出来事も、すべては自分の内なる情報が投影されたもの。

この“新次元の空間認識”があれば、“本当の自分”を知っていくうえで欠かせない情報や、時空間を超えて届いた未来の情報までをもキャッチしていくことができるのです。

今まで何となく見ていた世界が、これでガラッと変わらないでしょうか。他者のものとして捉えていてはせっかくの情報も流れていきます。意識的に目の前を観て、あなたに届けられる情報を受け取り、より豊かな人生を送っていただきたいと思います

(終わり)

同じジャンルの記事

Vol.17経済がまわる秘密は男と女にあった【前半】

Vol.189嫌な人間のいる職場が、メカニズムを知ることで最高の環境に変わる

Vol.65成功願望に隠されたトリックと究極の自己実現プログラム【前半】

おすすめの書籍
THE ANSWER

書籍 新次元思考テクノロジー 〜対立を超える視点〜 ROSSCOが生涯をかけて伝え続けた「持続可能な人類のために絶対必要な意識のテクノロジー」とは―。
販売価格 1,980円(税込み)
商品の詳細へ

MIROSSが学べるスクールのご紹介
ミロスアカデミー ミロスアカデミーオンライン